本当にいろんな事件が世の中では起こっていますよね。
日本は治安がいいと言われていますが、それでも殺人事件や凶悪な事件がたまに起こりますよね。
ちょくちょくテレビで報道されているのを見るんですが、なんでこんなに事件の詳細を報道するんだろうってずっと思ってたんですよ。
絶対報道しないほうがいいと思うんですよね。
そう思う理由を説明します。
ウェルテル効果
ウェルテル効果って知ってますか?
他人が自殺した報道を見ると連鎖的に模倣した自殺が起こってしまうということです。
怖いですよね。
でもこれが現実なんです。
どこかで自殺に関するアンケートもやっちゃだめっていう話を聞いたことがあります。
それも自殺について考えさせることになるから、自殺者が増えるかもしれないからですよね。
これって自殺だけでなく凶悪事件も同じようなことが起きていると思います。
模倣犯とかまさにこれですよね。
こうなると結果として犯罪の温床になってしまうんじゃないかと思います。
実はいい面も?
実はその報道も価値のあるものなんじゃないかと思う面もあります。
その理由が、危機を伝えることができる。
事件が報道された時に、その犯人が100%捕まっているわけではないですよね。
犯人が近くにいる可能性がある。
そういった場合は、いつもよりしっかりと戸締りをしよう。
いつもより明るい道を通って帰ろう。
など注意喚起はできると思うんですよ。
注意喚起をすることによって事件を未然に防ぐことは可能なんじゃないかなって思います。
それに加えてこんなバカなことをしたら、このような仕打ちを受けるんだよって脅し?のような効果にもなるかもしれません。
どれだけ家族に迷惑をかけるのか。
どれだけ今後生きづらくなるのか。
など。
そこらへんについて例をあげて見ます。
いい面?!
ちょいと前にいろんな意味で一世をふうびしましたよね!
コンビニ土下座事件!
コンビニの店長と喧嘩になって、仲間を連れてコンビニを強襲。
店長や店員に土下座させて、それをYouTubeにアップさせる。
結局、犯人が特定されて、執行猶予付きの判決が下されましたね。
この時はネットもかなり炎上していて、ネット民の恐ろしさをみんな理解できた事件じゃないでしょうか。
家を特定するのはSNSなどがあればさほど難しくないですしね。
このような事件は
なんでyoutubeにのっけるの?
とか
アホだなー
とか思わせてくれるのでしっかり報道する意味はあると思います。
悪い面?!
反対に悪い面。
例えばコンビニおでんツンツン男!
これはコンビニでレジの前にあるおでんをひたすら指でツンツンするっていう事件です!
これもネット上で炎上しましたね!
僕はこの事件は報道すべきではないと思っていました。
その理由は、コンビニ土下座と違って誰でも容易に真似することができるからです。
これこそ、ウェルテル効果が当てはまりそうな事例ですよね。
まぁ土下座も遊びで流行らないとはいいませんが…
メディアの力
今回色々言いましたが、結局は報道の義務とかで報道しないわけにはいかないのでしょうね。
僕らにはニュースを見る、見ないの2択しか選択肢がないわけです。
実際には、全くニュースを見ないということも難しいでしょう。
ニュースは常に客観的視線を持てるように意識しましょう。
メディアは情報量を簡単にコントロールできるのです。
つまり危険なニュースも危険でなく見せることも、あまり危険ではないニュースも危険なように見せることも容易なのです。
最近だと北朝鮮のミサイル問題ですね。
あれもかなり危険だけれど、あまり危険さを出さないようにしているのかもしれません。
メディアは簡単に民意をコントロールできますからね。
そのことは頭に入れて、ちょっと離れた視点で見ることが大事になってくるでしょう。