大学生活において一番の難関が卒業論文じゃないでしょうか。
卒論が不安だー、卒論の書き方ってどんなの?
卒論のテーマっていつ決めるの?
卒論ってちゃんと終わるの?
研究室、ゼミ嫌なとこだったらどうしよ
いろんな悩みを持っている方はいると思います。
今回は、僕が大学生活で一番苦労した、1年間の流れを書いていこうと思います。
これから研究室・ゼミの配属がある方、卒業できるか不安な方の参考になればいいかなと思います。
最初に言っておきたいのは、卒論は本当に辛いです。
それを乗り越えるためにも、この記事を読んでから卒論に取り組んでください。
研究室・ゼミ配属
3月研究室配属
理系だからなのか僕たちの学科は、3回生の3月に研究室配属のための集まりがありました。
この時の決め方はアンケートでした。
希望の研究室を書き、人数がオーバーしたらその中で成績順で優先されます。
これは学科によっても違うし、年によっても違うので、先輩からの話も参考程度にしときましょう。
僕の1個上の人たちはジャンケンで決まったらしいです(笑)
ちなみにこの研究室決定によって、残り1年間の大学生活の全てが決まります。
厳しいけど自分を磨けるのか楽な研究室に入り好きなことに時間を費やすのか、
厳しいくせになんのためにもならない研究室なのか。
入った人の話を聞かないと何もわかりません。
本当にここで全てが決まってしまいます。
慎重に慎重に考えましょう!
ちなみに僕は留年していたので、選ぶ権利はありませんでした(^^)笑
留年率が高い研究室に配属されましたとさ。
研究室に入ってから
研究室に入ってからの生活は、研究室ごとに全く違います。
今回は僕の研究室での過ごし方を書きますが、無事卒業するためにも
自分の入った研究室のルールに従いましょ!
4月~6月
勉強期間
この期間はとにかく勉強期間でした。
僕の学科は情報系なので、C言語の勉強や去年の卒論や参考書を使った
輪講形式で資料の作り方や発表の仕方を学びました。
もちろん、すぐに身につくものではないので、実際には1年間
平均すると1ヶ月に1回くらいのペースで20人くらいの前で発表してました。
自分の伝えたいことをちゃんと伝える力を育成するためのものです。
卒論テーマ決め
6月〜9月
卒論テーマ決め
僕の研究室においてはテーマは与えられるものではなく、自分で決めるものでした。
(テーマを与えられる研究室もあります)
9月くらいまで過去の研究を参考にテーマを考えていましt。
この時、散々言われたのが、研究背景・目的・目標がしっかりと定まっているかでした。
なんのためにこの研究をやるのか
それをしっかり説明できないと次に進めてもらえませんでした。
どのように目的目標を決めたらいいのかは、↓こちらの記事を読んでみてください!
目的・目標を決める時のたった一つの注意点!目的・目標・手段の違いを理解しよう!
この時期はなんで、ここまで言うんだろうと思ってました。
でも時間が経つにつれ、ここで決めたことの大切さがわかってきました。
それについては最後にまとめとしてお話します(^^)
研究開始 前編
10月〜11月前半
研究 前編
実際に、研究に取り組んだのは、10月に入ってからでした!
ネットの情報みてると僕らの研究室は遅い方なんだなーと思いました。
でも、この時は全く気にしていませんでした。
なぜなら、教授が脅してこなかったから(笑)
どういうことか。
教授の性格はなんとなく先輩から聞いてたんですよ!
だいたい卒業やばそうな人には、このままだと卒業できないと脅しをかけてきます!
それを言われても何も変わらない人には、何も言わなくなるらしいです。
この理論で言うと僕はまだ卒業がやばくないんだ!笑
という、謎の安心感がありました(笑)
それでも研究はやらなければならないので、
僕は大っっっ嫌いなプログラミングを必死でやっていました!
プログラミングのスケジュールを立てていたのですが、
予定から2週間くらい遅れが出た瞬間にやばいんじゃないかと悟り始めました(笑)
遅すぎですね(笑)
しかし、ここから研究の方向性が大きく変わります。
研究 後編
12月~1月中旬
研究 後編
やばいと悟り始めた頃のゼミでこんなことを言われました。
教「この目的を達成するためには、別に今やってることしなくていいんじゃない?」
……
???
僕「えっ?」
若干フリーズ気味でした(笑)
教「目的がこうなら、こうするべきじゃないかな」
僕「確かに」
だから教授は焦ってなかったのか…
てか、早く言わんかーい!!
と全力で心の中で突っ込みました。
1ヶ月の絶望しながらプログラミングしていた時間返してー(T-T)
自分勝手に進めてるとこんな事例になるんですねー
研究は勝手に進めるもんじゃないですねー。
そこから教授の元に通いつめることを決意!!
週1で報告会みたいなゼミがあるんですが、
それとは別に週1~2回教授を捕まえることができたら、相談に行っていました。
これがいかに大事なことか身にしみました。
それでも言ってしまえば、12月直前くらいにいきなり手段が変わったんですから大変ですよ。
今まで以上に研究室に通いつめました。
僕たちの研究室では12月中にはプログラミングは終わらせて、実験も終わらせとけ。
と言われていました。
けど年末になっても終わらない。
年末は大学に行けないんで、地元に帰るバスの中で
「卒論 不安」
「卒論 終わらない」
「卒業 できない」
とかでググって不安を和らげていました(笑)
結局完成したのが、1月中旬でした。
卒論 書き始め
1月~2月
卒論 書き始め
実際に、卒論を書いている期間は1ヶ月ほどでした。
1月頭からプログラミングとは別に、卒業論文の大まかな概要を書くことが始まりました。
大まかな論文の構成や、どのような内容にするかを細かく書いていきました。
これを2週間ほどずっと書いていました!
これが認められたら、やっと卒論書き始めです!
概要を参考にして書くので、わりとスラスラ書けます!
1月中旬から書き始め、1週間で書き終わりました。
そこから、とにかく添削添削添削
自分で見るだけではなく、友達に見せて、先輩に見せて、先生に見せて、教授に見せて。
とにかくひたすら粗探しをしました。
実際に卒論は、一通り書き終わってからがスタートな気がします。
2月の2週目くらいが締め切りだったので、それまで何度も直しては添削を繰り返していました。
添削そこまで大事なの?
と思うかもしれませんが、めちゃくちゃ大事です。
というか、この添削が本番みたいなもんです。
一通り書いたら終わりと思っている人が多いと思いますが、
見直さない文章は正直ゴミだと思います。
どんなに文章が上手い人でも、見直さないといい文章になりません。
書いたら時間を置いて、改めて確認するという作業を繰り返しましょう!
卒論が無事終わってからは、卒論発表の練習です。
中間報告会みたいに20人くらいの前で発表します。
このころになると、もう前で発表するのは全然緊張しなくなりました。
まとめ
4月~6月:勉強期間
6月~9月:テーマ決め
10月~11月:研究 前編
12月~1月:研究 後編
1月下旬:卒論書き始め
2月上旬:卒論提出
だいたい1年間の推移はこんな感じでした。
もちろん研究室によってはまったく違う1年間を過ごしていると思います。
なんだかんだ8月くらいからは、毎日嫌だと思いながらも研究室に通っていました。
それから寝坊以外で1回もサボってない気がします(笑)
それくらい、卒業できないことの不安がありました。
同じように、卒業できないかもしれないと悩んでいる人がいたら、
今回のこの1年間を参考にしてみてください!
テーマ決まらないと悩んでいる方。
僕より早い時期ならまだ焦らなくても大丈夫です(^^)
教授の元に相談に行きましょう。
目的・目標・手段
これが正しく決められてないと、何のための研究なのか
その研究はどう役に立つのか。
これがしっかりしてないと、論文を書くのも難しいです。
よくわかっていなくても、しっかりと教授と相談して固めましょう。
ここをしっかりと固めるためにも
できるだけ相談に行くこと!!
これが卒論を無事に終わらせる一番大切なことです。
早め早めに相談して正しい方向に修正してもらいましょう!